今、どんな姿勢でこの記事を読んでますか?
座ってますか?
立ってますか?
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・
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もし、可能でしたら、
椅子などにお座りいただき
この先を読んでいただくと
幸いです。
・
・
はい、ありがとうございます。
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・
今、椅子などに座っているとき
(立っている方は、想像でも結構です。
しっかり、イメージしてみて下さい)
座面に一番近くにある コツ(骨)は
何ですか?
↓
↓
↓
【坐骨】ですね。
・
・
その坐骨の一部に
【坐骨結節】という部分があるのは、
医療従事者の方はご存じだと思います。
この
【坐骨結節】
実は、
10秒間、体重を持続的にかけると痛みを
感じるとい言われています。
これが、慢性痛のはじまりとも言われています。
・
・
10秒間ですよ。
・
・
そして、この痛みの病名は、
【坐骨〇〇痛】
・
・
坐骨神経痛
ではなくで、
先に説明した、コツ(骨)の部分
坐骨結節が痛みを感じるので、
【坐骨結節痛】 と
言われています。
これが、慢性痛の原因!?。
◇10秒で体験できる慢性痛の正体は?
ということで、
【坐骨結節痛】の説明をしましたが、
いかがですか?
・
・
この話を聞いた
前と
後で
坐骨結節部に対する
感じ方
違和感、
ちょとした痛みにような感じ など
変化はありましたか?
・
・
実は!
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・
先の話
「10秒間、体重を持続的にかけると痛みを
感じるとい言われています」
というのは、真実ではありません。
すみませんm(__)m
当然ですが、
椅子に座っていたら、体重を10秒以上
持続的にかけることは、日常茶飯事だと思います。
そして、そのたびに痛みを感じることはないと思います。
・
・
このようなやり取りを、
ILPTベーシックセミナー
でもする時があります。
セミナー参加者にその場で確認すると、
ほぼ全員がその場で、【坐骨結節の痛み】
を感じたり、むずむずしてくるとおっしゃいます。
セミナーでは、それまで、
私が様々な内容の講義をまじめにしているので、
なおさら「坐骨結節痛」の話を
信じて、「思い込む」かと思います。
◇医療従事者からの説明で、信じること
さて、
病院、クリニック、施設でお会いする方は、
ある症状に対して、病名を伝えられて
病状の説明を受けている方が
多くいらっることでしょう。
私が、病院以外でも、
一般向けのセミナーをやっていても
今の痛みに対して説明を受けて
いらっしゃる方がおります。
例えば、
・ここが狭いから、痛みが出ている。
・靭帯が痛んでいるから、痛みが出ている。
・腰を反り過ぎているから、痛みが出ている。
など
シンプルに書くと、
・狭い → 痛みでる
・靭帯損傷 → 痛みでる。
・反り過ぎ → 痛みでる。
という感じ。
このような説明を受けたら、
患者さんとして、望むことは、
・狭い → 広げてほしい
・損傷 → 治癒してほしい
・反り過ぎ → 反らないようにする
となるでしょう。
◇説明と反して痛みは改善することも
しかし、
運動療法や認知行動療法を行ってみると、
・狭くても、→ 痛み改善
・靭帯損傷といわれていても、→ 3つの体操で痛み改善
・反り過ぎ → もっと反っても痛くない
ということも起こります。
皆さんの経験ではいかがでしょうか?
病名や画像所見あるいは、
身体的特徴が痛みの原因でしょうか?
◇医療従事者からの「説明」が慢性痛の原因になります。
最初に感じて頂いたように、
いままで感じたことのなかった
坐骨結節の痛み
【坐骨結節痛】
たった10秒の説明を聞くだけでも、
痛みや違和感が生じてくる
ことが多くあります。
(感じなかった方もいらっしゃると思いますが)
医療従事者から今の心身の状態について
どのように説明を受けるかは、
対象の方の人生に大きな影響を及ぼします。
たった一言の情報
情報という 言葉
是非、慎重に、大切に使っていきたいですね。
そんなことも沢山沢山沢山
一日でお伝えしています。
『 自分の不安が患者さんにうつってしまっていたのではないか、
自分の声かけや指導の仕方で腰痛や廃用の患者様を
つくってしまっていたなと感じました 』
(NNさん PT7年目)
という感想もいただいてます。
すべての人々の“ハッピー”のために。
****
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IAIR Lumber back Pain Technology(ILPT)主宰
赤羽秀徳
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