脳血管疾患の動作分析〜構えから動作を予測する〜

構えから動作を予測する

 

さて前回は歩行の前に「構え(立位姿勢)」

が大切ですよというお話でした。

 

 

 

構えによって次の動作が予測できることは、

スポーツの場面ではよく見られます。

 

 

 

前回は剣道の構えを例えに出しましたが、

野球のバッターもそうですね。

 

 

 

バットの構え方で、バットの軌道が決まるので、

打ちやすいコース、苦手なコースなど、ある程度の傾向が出ます。

 

 

 

打てるバッターは

構えによる「ある程度の傾向の中で、

幅を持った柔軟な対応ができる」ので、

打率を残せます。

 

 

 

逆に打てないバッターは、ガチガチに構え、

その傾向のままバットを振り、

当然、途中の修正もできないので、簡単に打ち取られます。

 

 

 

これを脳血管疾患患者さんの歩行に例えてみましょう。

 

 

 

ここでのキーワードは

「構えが、次の動作の傾向を示す」ことと、

 

 

 

もう一つは

「柔軟な対応ができる」

ということです。

 

 

 

脳血管疾患の患者さんの立位って、左右非対称ですよね?

(厳密には健常人も非対称ですが)

 

 

 

姿勢も非対称なら、筋力も、感覚も、可動域も左右差があります。

 

 

 

そんな左右差のある身体条件で、「立位保持」をしています

 

 

 

あえて「立位保持」と表現しますが、

患者さんは「立位」を「保持」しようと

頑張ってそこにいるのであって、

 

 

 

自然に立っているわけではありません。

 

 

 

その姿勢でしか、立位という状態を

保てないことが多いです。

 

 

 

そのため、歩行をする際の動き出しは、

常に立位姿勢の傾向(構え)の影響を受け、同じパターンになります。

 

 

 

もう一つは立位でガチガチに構えているのに、

動作中に「柔軟が対応」は無理だということ。

 

 

 

100%の力でバットを握って構え、フルスイング

しているのに途中でうまく力を抜くなんてことは

難しいですよね?。

 

 

 

歩行でも同じ。

でも私たちは動作途中で修正をかけようとします。

 

 

 

動作の中での幅を持たせたいなら、

構えの時点で柔軟性が必要です。

 

 

 

立位姿勢(構え)が歩行の傾向を決め、

 

 

 

「構えの柔軟性」が歩行のスムーズさに影響します。

 

 

立位姿勢が、ガチガチの「保持」なのか

多少の内外乱をいなせる自然立位なのか?

 

 

 

歩行を見るはずだったのに、見るべきところは立位に

なりました。

 

 

 

どんな構えなのか、その構えに柔軟性はあるのか?

 

 

 

全ての動作分析に必要な要素です。

 

 

 

こんな視点で、また患者さんをみてみましょう。

 

 

 

今日はここまで

 

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございます。

 

 

 

IAIR 理事

理学療法士 中嶋 光秀

 

 

 

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