突然ですが、質問です!
一日に何回、自分の表情を確認していますか?
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髪を整えたり、お化粧をしたりなど
鏡をみた時に、直接確認することはある
と思いますが、
その他の場面ではいかがでしょうか?
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当たり前の話ですが、
鏡等を利用しない限りは、自分で自分の表情を
直接確認することは、難しいですね。
本人の表情を一番見ることができるのは
自分の周りにいる家族や、職場のスタッフ、
患者さん、利用者さんなどです。
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以前、私は患者さんから、
「今日は、疲れた顔していますね!」
「体調は、大丈夫ですか?」
といわれて、ハッとしたこともあります。
全然自覚がなかったので…。
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そんな経験ありませんか?
ということで、今回は、
治癒力アップにも関係があるとされる
「笑い」「笑顔」
について
改めて振り返っていきましょう!
◇治癒力アップに「笑い」「笑顔」
「笑い療法士」や「笑いヨガ」など
医療現場や健康増進として「笑い」を
取り入れる試みがなされております。
その効果も実証さてれているようです。
その資格を取られている方や、
「笑いヨガ」を実際に体験したことが
あるかたもいらっしゃるかと思います。
大切なのは、
それを「継続」することだと思います。
いつも、ステキな表情で仕事をされている方として、
私が思い浮かべる職業の一つに、CAさんがあります。
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以前、私の腰痛セミナーとコラボ企画して頂いた
ANA(全日空)ラーニングの接遇マナーセミナーで
笑顔の効果の説明がされていました。
紹介されていたのは、以下の3点。
1.相手の警戒心、不安感を解く
2.安心感を与える
3.相手の心を開く
これらの3点は、すべて相手に与える影響です。
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私は、通勤途中にすれ違った人が、
少しでも微笑んでいると
私の気持ちが、ほっと和みむことが良くあります。
相手から私が影響を受けているのですね。
そんな経験はありませんか?
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◇対峙する人の影響を、必ず受けている。
順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生は、
著書 『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』の中で、
「医者が笑顔だと患者の治りも早くなる。
表情が変われば、自律神経のバランスが変わり、
自律神経のバランスが変われば、血行や免疫力が
変化するのですから、
当然治るスピードも変わっていきます。人の体は、機械ではありません。
対峙する人の影響を無意識だっとしても、
必ず受けています。」「深刻な顔をして診察室に入ってきた患者さんが、
笑顔になって帰って行く。それができれば、
その日の治療はもう成功したようなものです。」「笑うと副交感神経が上がる。」
と書かれております。
患者さんが、
辛いお話をされているときは、その表情に合わせた
表情にはなると思いますが、最後に笑顔になって帰って行く、
というのは素敵ですね。
◇「笑い」でFFD(指床間距離)が改善!
以前、腰痛患者さんの治療をしており、
治療時間の最後に、
「私が医者だとしたら、今の○○さんの状態だと、**という診断名を付けるでしょう」
といったら、
目に涙を浮かべて顔を真っ赤にし、
10秒ほど大笑いされました。
ちょうど、
その直前に指床間距離を評価していたので、
再評価したところ、6cmほど改善していました。
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笑うことで、副交感神経活動が上がり、
緊張がほぐれたことも考えられます。
その時、私が、どのような病名を伝えたかは、ここでは書けませんが。。。
すみません。
◇エクササイズでより素敵になる笑顔
では最後に、
ANA接遇マナーセミナーで教わった、表情筋体操を紹介しておきます。
1.目の体操
顔を動かさず、目の玉だけを動かす
・右斜め上
・左斜め下
・左斜め上
・右斜め下
・目の玉をぐるぐるまわす
・反対方向にぐるぐる回す
2.表情筋を伸縮する体操
①眉が釣り上がるほど、目を大きく見開き
口も思いっきり大きく横に開く。
*仁王像の顔をイメージ
②顔のすべての筋を真ん中に集める
*酸っぱいものを食べたイメージ
①②を繰り返す
3.表情筋を緩める体操
顔のすべての筋肉を緩める(能面のイメージ)
いかがですか?
実際やってみると、
顔の血流も良くなって、スッキリした感じになりませんか?
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★手軽な方法としては、
笑顔を作るために、
まず、口角をちょっとあげると、
緊張が解け、副交感神経が上がり、
全身がリラックスし、
心にもゆとりが生まれるようです。
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良かったら、是非!
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口角をちょっとあげる!
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いかがでしょうか?
少し、体がほぐれる感じがしませんか?
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そんな表情を見た、あなたの周りの方も
きっと、緊張がほぐれると思います。
私は、朝目覚めた瞬間に一度
口角をあげています。
◇ まとめ
「笑い」「笑顔」には、
免疫力、治癒力に好影響があると
されております。
しかし、
自分の表情は、自分では確認することが
難しいものです。
家族や仲間と一緒に、声をかけあったり、
表情筋トレーニングや
口角をあげることを意識して【継続】できたら
健康や幸福の和が広がっていくと思います。
是非、すべての人々の“ハッピー”のために。
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複合的腰痛アプローチ
IAIR Lumber back Pain Technology(ILPT)主宰
赤羽秀徳
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