目標設定できない理由

目標設定ができない?その理由、あなたが原因ですよ【5年目を過ぎた療法士の君へ】(05)

年間、何度か訪れる、確認のタイミング。

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  • 3月
  • 6月
  • 10月
  • 年末

そろそろ、2019年の目標を設定してみませんか?

でも、その前に質問!

  • Q1:あなたは、この一年、どんな年だったでしょうか?
  • Q2:そして、来年をどんな年にしたいでしょう?

もし、すぐに出てこなかったようなら、患者さんの目標設定も曖昧になっているのではありませんか?

 

今日はあなたと患者さんの目標設定を考えていきましょう。

 

あなたの人生の目的、目標は何ですか?

目標

「あなたの人生の目的、目標は何ですか?」

いきなり訊かれて、すぐに答えられる人は、毎日確認して、自分が行動する理由も、意味も、価値も知っている人。

夢が志になっており、夢を語ることに責任を持っている人でしょう。

ですが、そういった方はごく少数。

サラリーマンをしていると「人生の目的」って考えるのでしょうか?

 

人生の目的を考える時

ぼんやり考える

多くの方は「人生の目的」をぼんやり思い浮かべます。

ですが、思い浮かべるだけで、具体的に考えることはしません。

なぜなら、考えなくても生きていけるから。

では、考えなくても生きていけるのに、具体的にして、夢を語る人たちは、どんな時に「人生の目的」を考えたのでしょう?

  1. 困った事態に直面した。
  2. 素晴らしい体験をした。
  3. 夢に気づいた。

この三つのどれか、または複数を、身を以て体験したから「人生の目的」を考えるようになったと言います。

 

三つの体験をしないと見つからない?

不安

このように「三つ」などと区切ると、「私、どれも体験していない」と不安になる人もいるでしょう。

いいですね。不安になってください。適度なストレスは生存に必要な要素です。

とはいえ、そのままと言うわけにもいきませんね。

そんなときは、過去を振り返ってみましょう。

強い理由もなく療法士の資格を取れる人って超少数派なんですから。

 

一旦患者さんに置き換える

なんで

さて、あなたは患者さんとリハビリプランを構築するにあたり、ゴールや目標をどのように設定……

いえ、その前にどんな質問の仕方をしているのでしょう?

と言うのも、先ほど僕があなたにしたように、ストレートな質問をすると人は戸惑います。

「え?なんでそんなこと聞いてくるの?」ってね。

このコラムは「目標設定」をテーマに話しているはずなのに、質問が「人生の目的」って一体なんで?

そもそも「なんでアンタにそんな話しなきゃいけないの?」、「いいからできるようになる方法を教えてよ」って思いませんでしたか?

そこです!

実は、そこが最も大事なことなんです。

 

人生の目的を若造に話す人はいない

若造に話さない

初めて会った他人に「良くなったら何がしたいか」、「この先どのように生きていきたいか」など話す人はいません。

障害受容のプロセスで見ても、ようやく受容して先に進もうと思っていても、その方のプライベートな部分に大きく踏み込むことになります。

信用される前に「患者と療法士」という関係性だけで、土足でズケズケ入り込んでいいのでしょうか?

あなたも「嫌」と感じる、または「困った」と思った質問です。

しかも、あなたが「自分の人生の目的」や「人生の目標」、直近で「したいこと」が具体的ではないなら、そんな曖昧でふわふわした療法士の意見を聞いてくれるでしょうか?

 

人生の目的などなくていい?

思考

ここまで言っておきながらなんですが、「人生の目的などなくていい」と言う人もいます。

目標を立てても無意味」とすら言う人もいます。

なぜか?

その人たちは「信念」を持って「今を生きている」から。

自分の信じるもののために、今を全力で生きているからです。

さて、そろそろあなたの話に戻しましょう。

あなたは「今を全力に生きていますか?

 

患者さんは気づいている

気づいてる

あなたが全力で今を生きているか」は、患者さんも気づきます。

むしろ気づいています。

患者さんにとって、今、全てが自身のことに目が向いています。

そのなかで「あなたが全力で自分に(患者さんに)向き合ってくれているのか」は、重要なことだと思いませんか?

患者さんを評価しているようで、あなたが評価されている事を改めて考えてみませんか?

 

では、どうすればいいのか?

今を生きる

人生の目的」、「目標」、「信念」、「今を生きる

実はいずれも基本的なことであり、難しいものです。

しかも、頭で考えただけでは得られず、行動しながら発見、または気づくことです。

今、あなたが目標設定できずに悩んでいるのなら、たった一つの事を考えてください。

今、あなたが真剣に、全力を傾けていること(傾けたいこと)は何ですか?

副会長齋藤信
IAIR副会長/作業療法士 齋藤 信

 

あなたは患者さんに信用を得るために何をしていますか?

あなたは患者さんに信用を得るために何をしていますか?

患者さん、クライエントさん、そのご家族や関わる全ての方に、あなたの行なっているリハビリテーションの内容を説明できますか?

具体的に「何をしたからこうなった」と説明できますか?

まずはあなたが信用を得るためには、きちんと説明できる事をしているのか、がポイントになります。

まずは、結果も出せて、なぜそうなるのかが説明できるアプローチを学んでみませんか?

現在、総論を無料で紹介中です。

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齋藤 信

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精神科作業療法に従事する。そのなか、臨床実習指導と院内改善指導に携わり、統合的な視点で医療の質向上をマネジメントする取組みを10年にわたり行ってきた。 IAIRに参加することで、病ではなく人をみる視点を手に入れ、同時に組織も人と同じく、病を抱えていることに気づく。共に育む「共育」をテーマに、療法士一人一人が組織に関わるための多角的な視点を持てるよう、人財育成とマネジメントに関する発信を行っている。
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