患者さんを評価でなく、ジャッジしていませんか?

リハビリ拒否の方の気持ちってどうなんだろうか?

リハビリ技術云々の前の関わり方のお話になりますが、
病院や介護現場で働いていると、
リハビリを拒否される方ややる気が無い…と感じてしまう方
って、いらっしゃいませんか??

 

私自身、回復期リハ中心にいたので、
その中でもその様に感じてしまう方とも関わらせていただいたことも多くあります。

そういった方との関わりも含めてですが、

 

改めて・・・

 

「人は、自分の見たいように相手や世の中を見ている」

「人は、主観の世界に生きている」

 

という事をベースに考えて行くことがリハビリを行っていく上では、
必要だなと思ったのでシェアさせていただきたいと思います。

 

相手の気持ちを考えて関われているだろうか?

 

上記の2つのことですが、
思い返すと病院での仕事の時、

 

いわゆる、

拒否する患者さん。

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とのやり取りで、出てしまっていたと思うんです。

 

 

ちょっと、現場風に進めてみます。

仮に、

患者さんをAさん(60歳男性、自営業)とします。

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ベッドサイドのAさんのもとに、

リハビリの時間(AM10時)ということで迎えにいきます。

すると、なんと、

Aさんまだ布団をかぶって寝ています。

 

 

 

セラピスト(セ)「Aさん、こんにちは。リハビリの時間なので来ました。」

心の声(心):(あーまただ。Aさん今日も寝てるわぁ。)

 

Aさん「いや、今日は疲れちゃって、起きたくなくって。。。」

心:(ほらー、また始まったし。。)

 

セ「Aさん、昨日も同じこと言って、リハビリ休みにしたんですよ?」

心:(ホント、Aさんてやる気ない人だよなぁ。)

 

 

Aさん「そんなこと言っても、リハビリすると足も痛くなるし、ちょっと休みたいんだよ。」

心:(いやいや、昨日スタスタと売店にいく姿見てるし。。)

 

セ「じゃぁ、ここで足のストレッチだけでもしてみるのはどうですか?」

心:(まぁ、なんとかここでやってもらえることだけやるしかないな)

・・・

 

ちょっとフィクションですが、

この辺でやめておきます。

 

ありえそうな場面でもありますが、

ココでちょっと考えてみると…、

 

 

セラピストは、

Aさんをやる気の無い人というジャッジをしていますよね。

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Aさんやる気ないから、

またどうせ起きるのにシブるんだろうなーという、

思考が頭のどっかに出来上がっているんでしょうね。

 

でも、

ホントにやる気がないのでしょうか?

 

事実と解釈を混合させてはいけない。

 

事実は、

 

・10時に布団を被って寝ている

・リハビリをすると、足が痛くなると訴えている

・売店には歩いている姿を、セラピストは見た

 

って、ことくらいですよね。

 

「やる気ない」って、Aさんは言ってないんですよね。

 

やる気が無い人って、

決めたのは誰でしょうか?

 

 

セラピストですよね?

 

 

もしかすると、、、

 

◯10時に布団被って寝ている

→職場復帰の不安とかで夜眠れていないかもしれない

元々、夜型の生活をしていたかもしれない

 

◯リハビリをすると、足が痛くなると訴えている

→オーバーワークだったかも知れない

リハビリの目的、目標がきちんと共有できていないかもしれない

痛みに敏感な人なのかもしれない

 

◯売店には歩いている姿を、セラピストは見た

→見舞いに来る孫に、お菓子を買っておいてあげたいという思いがあった

どれも、こちらの解釈でしかないですね。

でも、可能性は0ではありません。

 

 

その真意、答えを持っているのは、

Aさんしかいないのですよね。

 

このように、

評価でなく、ジャッジしていませんか?

そして、

そのジャッジをチームで共有していませんか??

 

これは、自分への自戒の念を込めての話になっております。

 

気づくことが第一歩。

 

ここに気付くことで、
患者さんの真の思いに気付くこと、
寄り添えることが出来てくると思うんです。

 

 

自分が見たいように見ている。ここです。

 

自分の主観、記憶、経験との結びつけて、事実と解釈を自分なり判断して、
答えを導いているんですよね。

 

青色のレンズのメガネを書けたら、世の中青色になってしまうのと同じです。

 

一歩下がって、落ち着いてみてみると、
何かいつもと違うことに気付けるかもしれないですね。
ここからがスタートだと思います。

 

 

自分の病院勤務時代を振り返って、
申し訳ない気持ちにもなってしまいますが、

 

似たような失敗を繰り返さないように、
頭の片隅に入れておいて頂けると良いかと思います。

 

リハビリを拒否される方や、
リハビリに対して、積極的に行うことが難しい方がいらっしゃったら、

 

これ、チャンスです。

相手の方の求めているものを、
引き出す関わりを専門職として、関わっていきたいですよね。

 

これが、IAIRで言うところの
ひとをみる」という関わり方の土台になってきます。
→参考:“社会貢献”できるセラピストってどういうことだろう?

 

 

ぜひ、現場でトライしてみて、
なにか気づくこと、感じることがあればシェアしていただければ嬉しく思います。

 

それでは、
最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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write by 渡邉 哲

 

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一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会
常任理事 理学療法士  渡邉 哲

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