立ち上がり、着座時の動作を変えたい?【理学療法 実践の手引き Vol.3】

FROM:IAIR認定インストラクター 藤田智史

 

皆さんこんにちは。

IAIR認定インストラクターの藤田智史です。

前回の身体重心の位置の見方はどうでしたでしょうか?

 

骨盤の位置関係、上半身、下半身質量中心の位置などで
静止立位上での筋活動も変化してくるので
過剰に負担のかかる部分には
障害が起きやすいことになります。

 

その負担のかかる部分は、
関節モーメントから見るとわかりますが、
臨床的に見る際には、
「現在考慮する関節から上部にある質量中心位置が、
水平面上その関節からどの程度離れているか」
を評価します。

 

例)端座位の場合は、上半身質量中心であるTh7~9の高位を見ることで座面のどこに重心があるのかの予測を立てられます。

 

 

『座位から立ち上がりもしくは着座の動作を変えたい』

 

今日はこのことについて着目したいと思います。

動作を阻害する因子は、痛み、筋力低下、
アライメント不良など様々あると思います。

それらを改善するためには、
頭部、上肢、胸郭、膝などでも
介入や操作は可能だと思います。

 

その中で、今回は骨盤からの誘導をお伝えします。写真 2013-11-16 16 06 01

 

その方法は…

骨盤を前傾、後傾させて動作を行ってみます。

両側前傾、後傾。右前傾・左後傾。右だけ前傾など。

(誘導の力は皮膚を動かす程度で十分ですよ^^。
強い力で相手の動きを制限しないこともコツです)

痛みが軽減される、動作が行いやすくなる。
これらの方向がわかれば、その方向が動作を改善させる指標の1つになってきます。

 

その方向に骨盤テクニックを行ってはいかがでしょうか?

 

骨盤位置の変化による、重心位置の変化以外にも
運動連鎖、筋緊張、筋連鎖などの変化もかかわってきます。

 

【どの部位に対して介入を行うか】
という明確な目的をもってテクニックを実施していけるのではないでしょうか?

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

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藤田智史
IAIR認定インストラクター  藤田智史

参考文献:

山口光圀ら著(2009) 結果の出せる整形外科理学療法学  メジカルビュー社
福井勉著(2014):皮膚テーピング~皮膚運動学の臨床応用~ 運動と医学の出版社
福井勉著(2010):皮膚運動学―機能と治療の考え方  三輪書店

 

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