広背筋が機能すると、リーチ動作が安定する

広背筋が機能すると、リーチ動作が安定する

 

ハロー!

関東支部インストラクターの
OT・吉田頌平です。

洗濯物が干せない…
歯ブラシを取れない…

そんな患者さんの身体機能面のうち、
広背筋の『起始部』を評価していますか?

広背筋は、肩伸展の作用の他に
リーチングを伴う肩運動の際に
重要な働きを持っています。

ADL改善へつなげる際には
ぜひ評価しておきたい『広背筋の起始部』の
解剖イメージをお伝えいたします。

 

広背筋の起始部はどうなってるの?

広背筋は、胸腰筋膜に結合し
胸郭の後方を覆うように走行しています。胸腰筋膜は、体幹の深部で
大腰筋や腹横筋、内腹斜筋のほかに
腰方形筋や脊柱起立筋と結合しています。(図が古いため図中には示されていませんが、
外腹斜筋:Obliquus Externusの後方から、
脊柱起立筋:Sacrospinaris表層の
筋膜へと結合していきます)

そのため、広背筋が短縮していたり
伸張しにくい状態にあると、
上肢の挙上動作が制限され、
体幹部での筋力発揮も制限されることに
つながりやすくなります。また、広背筋が硬く、弾力が乏しい状態であると
肋骨を後方から押さえつける形になるため、

体幹機能を発揮する上で重要な『肋骨の動き』と
『呼吸による身体支持能力』が、
十分に発揮できなくなります。

まとめると、ADL上の上肢の問題は
体幹部から引き起こされていることがあります。

もし、上肢へのアプローチを繰り返しても
前方へのリーチ動作が改善しない…
という場合には、
【大腰筋〜腸骨筋を含む体幹深部の軟部組織】や
【胸郭の軟部組織】へアプローチすることが
有効かもしれません。

 

《 ADL時に体幹を使えるようになる3つのコア・アプローチ法    
【日 時】2018年9月8日 10時〜16時
会 場成増アクトホール 5F和室(東京都板橋区成増3-11-3)
講義内容

1. 体幹機能の不活性因子を改善する

○胸郭の軟部組織の滑走アプローチ  ○腹部ポンピングアプローチ
○大腰筋〜腸骨筋を含む体幹深部の軟部組織の滑走アプローチ

2. 体幹機能を活性化する

○Transversus abdominis muscle(TAM)促通テクニック

3. 活性化した動作時に使えるようにする

○運動療法

詳細は、こちら! 
https://iairjapan.jp/events/event/core_tokyo

そのほかの予定もご覧になりたいときは、
下記をご覧ください。

◆患者さんの問題点を解決する為の研修会

効率的にアプローチをするための触診 講習会

リハビリの臨床で結果が出せる上肢の評価と調整

最後までお読みいただきまして、
ありがとうございます!

参照文献
・Henry Gray (1821–1865).  Anatomy of the Human Body.  1918.

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