前回は「全過程の評価」を可視化しました。
実は「事実→解釈→行動→調整」の4つのプロセスで可視化することで評価が可能となりましたね。
もう全てがこの統合と解釈の為の4プロセスだけでも良いんじゃないか?と思うほどです。
全過程の評価の後は、それらをベースに新たなプランをどうしていくか、です。
今回は「8:必要な項目の実施、修正」の可視化に進みましょう!
必要な項目の実施、修正をどう可視化する?
ええ、お気づきですよね。「必要な項目の実施、修正」って、第8回、9回で行なった方法を再び行うだけです。
これらの2段階を繰り返すことになります。
見落としがちな注意点
「8:必要な項目の実施、修正」という書き方はさすがですね。特に「必要な項目」というのがいい。
治療プログラムの中には、継続して行うことで改善された状態を維持することができるものもあります。
これを「歯止め」と言いますが、やってますか?
なんとなく、行なっていると第7回で行なった「目標設定5つのポイント」から外れてしまいます。
前回「目的目標を確認せよ」と言ったように、必要な項目がなぜ必要なのかを明確化しておきましょう。
修正を繰り返す時のポイントは?
実施の後は、当然「修正」をします。
修正に必要なのは「何をしたら、どうなったのか?」の確認……つまり検証ができるかどうかです。(IAIRコンセプトでも言ってますよね)
先の「目標設定5つのポイント」に挙げた「数値化できるか?」という問いがまさにそれ。
やってどうなったのかが明確になれば「何をして、どう変わったのか or 変わらなかったのか」で分けて考えられます。
- 変わったことへの修正
- 変わらなかった事への修正
両方を考えられるといいですね。
まとめ
今回の内容をまとめると……
- 今まで可視化してきたものを総動員する!
これを行えば「必要な項目の実施、修正」が十分可視化されるでしょう。
是非、学生さんのフィードバックで使ってみてくださいね。
次回は最終回!
「9:再計画と再実施」を可視化します!
お楽しみに!
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- 学生さんと行う初めての統合と解釈(1)【臨床共育】(38)
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