ハロー!

月曜に登場しております、
「体験を創造する」
関東支部インストラクターの
OT・吉田頌平です。

ADLの自立度を見る上で
「動的バランスを保てること」は、
重要な評価ポイントの1つですよね。

その時に注目したいポイントを
ひとつに絞ってお伝えいたします。

 

動的バランスのキーポイント?

注目するポイントは、「肋骨の動き」です。

肋骨の動きが硬いと、
蛇腹のような動きが阻害されるため、
→胸郭が広がらない。
→側方動揺への応対が小さくなる。
→重心が左右へ大きく振れ、
バランスを崩しやすくなる。

といった現象を引き起こしやすくなります。

これまでの研究報告では、

動作分析研究:
骨盤後傾角度の改善が、
胸郭可動性と呼吸機能を改善する可能性がある(1

歩行時に、左右の肋間に
拡張と縮小が交互に出現する。(2

体幹の回旋動作には、胸郭の前方・回旋動作と
反対側への胸郭の水平移動が伴う(3

 

症例報告:
片麻痺の方の麻痺側胸郭の拡張性を高めることで、
下肢の歩行改善につながった(4

という報告があるように、
骨盤と肋骨を含む胸郭の動きが起こることで
動作が安定することが伺えます。

そのため、ADL自立の重要なポイントとなる
バランス機能の改善には、
肋骨間の動きがしっかり出ることも大切です!

 

どうやって評価するの?

動的バランスの改善を図る上で、
重要なのは「そもそも肋骨が動くかどうか?」
という点なので、

呼吸機能はどうか?

『仰臥位/伏臥位/側臥位にて患者さんに深呼吸してもらい、
そもそも肋骨が動いているかどうか?』

という2点を評価してみましょう。
この時、肋骨の場所を分けて触診して確かめることが重要です!

また、パーキンソン病や肺疾患の既往がある方、
腰椎圧迫骨折後の方、円背の方も同様に、

呼吸機能の低下や姿勢の変化の乏しさから、
胸郭の動きが小さくなる傾向にありますので
同様に肋骨の動きを確認することは重要です。

アプローチ方法も知りたい!
という方は、下記をご覧ください。

 

 

《 ADL時に体幹を使えるようになる3つのコア・アプローチ法    
【日 時】2018年9月8日 10時〜16時
会 場成増アクトホール 5F和室(東京都板橋区成増3-11-3)
講義内容

1. 体幹機能の不活性因子を改善する

○胸郭の軟部組織の滑走アプローチ  ○腹部ポンピングアプローチ
○大腰筋〜腸骨筋を含む体幹深部の軟部組織の滑走アプローチ

2. 体幹機能を活性化する

○Transversus abdominis muscle(TAM)促通テクニック

3. 活性化した動作時に使えるようにする

○運動療法

詳細は、こちら! 
https://iairjapan.jp/events/event/core_tokyo

そのほかの予定もご覧になりたいときは、
下記をご覧ください。

◆患者さんの問題点を解決する為の研修会

効率的にアプローチをするための触診 講習会

リハビリの臨床で結果が出せる上肢の評価と調整

最後までお読みいただきまして、
ありがとうございます!

参考文献
1)  武田 広道 他.骨盤,脊柱アラインメントが胸郭可動性と呼吸機能に及ぼす影響.理学療法科学. 2015. 30(2).229–232.

2) Lee DG: Biomechanics of the thorax—research evidence and clinical expertise. J Manual Manip Ther.2015.23.128-138.

3) 江戸 優裕 他. 体幹回旋に伴う胸郭の前後および左右への並進の運動特性.理学療法科学. 2018. 33(1).173–176.

4) 山本 幸弘, 加藤 太郎.胸郭拡張性と麻痺側下肢の振り出しについて.第30回関東甲信越ブロック理学療法士学会.フレッシュマン6 「神経2」.

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