話し合いが進まない…その根本にあるもの【国際事業部 Step.49】

IAIR(国際統合リハビリテーション協会)
国際事業部より

 

ハロー!
IAIR国際事業部 所属の
吉田頌平です。

私のコラムでは、
「海外のリハビリ事情」をテーマに
海外でも療法士として
活躍したいと思っている方、

海外から来られた患者さんとの対応に
困っている方へ
お届けして参ります。

 

【自己紹介】

初めてお会いする方も
いらっしゃると思いますので
簡単に自己紹介をさせていただきます。

私は2012年に
作業療法士免許を取得し、
同年6月にカナダへ留学いたしました。

2012年11月より、
カナダのクリニックへ
1年間勤務したのちに帰国、

その後は急性期〜生活期の方々を対象に
整形外科の病院・クリニックで
働いております。

現在は、
IAIR関東支部で
インストラクターを務める傍で

国際事業部を担当しており、
IAIRの国際化を推進しています。

 

【本日のテーマは?】

本日のテーマは、「話し合い」です。

在宅復帰を目指す上で、患者さんやリハビリ部内だけでなく
ご家族・他職種・他業種、
または他施設の方と話し合いを重ねることは
とても意味があることで
かつ、避けられないですよね。

ですが、職種が違うだけでも
こんなにも意見が違うのか!
と感じるほどに各専門的な意見がぶつかり、

なかなか自分の意見を
言えなくなってしまう…

ということって、よくありますよね。

今回は、話し合いの中で
自分の意見を相手に伝えるための
ポイントをお伝えいたします。

 

【なぜ話し合いが進まないのか?】

まず、話し合うこととは
『相手と自分の意見を、お互いに聴いた上で
新たな意見を作り上げていく作業』
のことを言います。

意見には、個人の意思があり
個人の意思が何かをお互いに把握できていないと、
思わぬ誤解を生み出します。

話し合いが進まない理由は、
ここにあります。

例えば、
「話すのが怖い…」
「どうせ否定されるんだろうな…」
「この人、そもそも苦手…」

自分の中で、上記のような相手のイメージを
想像から膨らませていることに気づかず、
ついつい話しかけてしまう、ということは
ありませんか?

そういう時、
なかなか話が進まないと感じたことがあるのは
私だけでしょうか。

このことに気がつければいいのですが、
なかなか気づけないですよね。

その理由は、『ある感情』から
こうした思い込みが発生しやすいからです。

 

【誰もが目を背けたくなる感情

多くの場合、共通しているのは
怖い」という感情から
相手の方へのイメージ(思い込み)が発生しています。

人間は、自分の生存環境が脅かされる場面を
無意識に避ける傾向にあります。

自分のイメージが壊されて、全否定されそうな場面には
とても行きたくないですよね。

そのため、怖いと思っている感情は
なかなか認識しにくいのです。

逆にいうと、怖いことを認めることで
自分の考えの偏りを自覚でき、
話し合いがスムーズになる可能性がある、ということです。

つまり、話し合いをうまく進めるポイントは、
「怖い」と思っている自分を認めること。

怖いことを認めるのは、恥でもなんでもないです。

京極(1 の研究報告をもとに考えると、

ひとは目の前で起こったことに対して
自分の関心・欲望・目的・身体に対して
どの部分のどんな価値・意味・存在があるのか
を考える傾向にあると言えます。

自分がどんなことに恐怖を感じるのかを知り、
また恐怖を受け入れることで、

少しずつ自分の内面から相手へと
落ち着いて意識を向けられるようになりますよ。

 

【話し合うべきは、まず自分

利用者さんや他職種の方々と話し合うときに
まず自分が相手に対して
どんな思い込みを持っているのかを確認することは
前述の通り、とても重要になります。

そのため、まずは相手の話を
自分の考えや感情を抜きにして、
ありのままに受け入れる作業が
大切になります。

その方法が、傾聴です。

また、傾聴してもらっている相手にとって
その方自身が自分の考えや生活、人生を
再び振り返る時間にもなりますので、
お互いの意見をまとめる上でも重要なプロセスです。

そしてお互いに自分の考え、認識を確認した上で、
今度は相手に伝わるように自分の考えを
即座に変換できることが、次に重要になってきます。

そのため、自分の話したいことを
瞬時に短くまとめる力が必要になってきます。

 

 

もし、臨床現場で
『目的の振り返り方がわからない…』
『いつの間にか、脱線しちゃう…』
『自分がどんな考えをしているのかが、わからない…』
『患者さんに、肝心なことをいつも聞きそびれてしまう…』
と、思われることがありましたら

相手の話を傾聴すること」と
自分の意見をまとめること
の2つをまず意識してみてはいかがでしょうか?

 

 

もし、それでも難しい…と感じられたときは
英会話のエッセンスを取り入れて、
話す練習をしてみませんか?

実は、英語は
「要点をまとめて、簡潔に話すこと」
に特化した言語なので、

自分が何を考えているのかを意識でき、
話の要点をシンプルにまとめながら話したり、
相手の話を聴くことができます。

私自身、カナダで英語で患者さんと話しているときは、
自分自身の態度や考え方を
冷静に観察できていたことを覚えています。

そのエッセンスを
普段の生活場面でも活かせるように
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英会話が苦手な方でも
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*引用資料

( 1 )  京極 真. 作業療法臨床実習における信念対立解明アプローチの応用可能性.吉備国際大学研究紀要 (医療・自然科学系) .2012(22).37−45.

 

今後、IAIR国際事業部が発信するコラムでは
海外の療法士や患者さんと
交流できるようになるために

「海外のリハビリ事情」をテーマに
皆様にお届けできればと思います。

リハビリ分野に関わりながら海外へ出てみたい!
と思われている方は、
ぜひ「IAIR国際事業部」をチェックしてください!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

IAIR国際事業部

吉田頌平

 

【P.S.】

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