立位バランスを評価する視点と順番?

 

ハロー!

月曜に登場しております、
「体験を創造する」
関東支部インストラクターの
OT・吉田頌平です。

立位バランスを評価するときって、
どんな姿勢で行なっていますか?

実は、立位だけで評価していると
立位バランスの問題を掘り下げていくことは
難しくなります。

本日は、立位バランスを段階的に評価するための
ポイントをお伝えします。

 

バランスを評価するには?

まず、バランスを評価するために
必要なことを確認していきましょう。

動作を制御するには、重力下で
「重心」と「支持基底面」を
無意識下でコントロールできることが重要です。

少し乱暴ですが、
バランスを保つことは、
重心を支持基底面内に保つこととも
言えます。

運動をコントロールするには、
1: 安定した支持基底面内で、重心を保つ
2: 安定した支持基底面内で、重心を動かす
3: 変動する支持基底面内で、重心を保つ
4: 変動する支持基底面外へ、重心を動かす(=移動する)

上記4段階を経て行われます。

また、動きをコントロールする上で
『重力に抵抗して動くこと』
も必要な条件になります。

関 (1 は、
「運動性と安定性の釣り合いが取れる中で、
重力に抵抗する動きを段階的に獲得していくことで
新たな運動パターンを獲得すると考えられる」
と述べており、

重力下でいかに身体を動かすことに
適応できるかがポイントであることが
伺えます。

そもそも、重力がかかった状態で
上肢・下肢や体幹を動かすことが難しければ、
重心を移動したり、
支持基底面を動かすことは困難ですよね。

なので、バランスを評価する視点として
まず最初に必要になるのは、
「関節面に対して重力がかからない状態で、
 身体を動かすことができるか?」
ということです。

 

立位バランスで見るポイントは?

では、立位バランスについて確認してみましょう。
先ほどの4段階で
「立位バランスを保つこと」を分類すると…

1: 安定した支持基底面内で、重心を保つ
→静止立位を保つ
2: 安定した支持基底面内で、重心を動かす
→立位の状態で身体を動かす
(上肢を前後左右に動かす、体幹を側屈/回旋するなど)
3: 変動する支持基底面内で、重心を保つ
→足踏みをする
4: 変動する支持基底面外へ、重心を動かす(=移動する)
→歩く

特に、立位姿勢を制御するために
『脊柱の反射的な動きが出現するかどうか?』
を評価することは、
立位バランスを確かめる上で
とても重要なポイントになります。

もし立位バランスを保てないのであれば、
まず、上記4段階のうち
どの段階に当たるのかを確かめたのち、

臥位で脊柱がそもそも動かせるのか
評価することをオススメします。

ちなみに、その評価方法は
下記の講座でお伝えしております。

 

 

《 基本動作分析から見る体幹の問題に対する触診・臨床的評価と解釈・アプローチ法    
【日 時】2018年8月11,12日 10時〜16時
【講義内容】

  1日目:触診と評価

      • リハビリの目的について
      • リハビリの流れについて
      • 触診のコツ
      • 触診(肩甲骨、骨盤、脊柱のランドマーク、大腰筋)
      • 局所の評価と解釈(FFD、パトリックテスト、トーマステスト)

  2日目:動作分析とアプローチ法

    • 基本動作分析の見方とポイント(寝返り・歩行)
    • 動作分析から導き出された問題点に対するアプローチ法(関節(肩甲胸郭関節のリリース、脊柱セルフモビライゼーション、仙腸関節体験)・筋(大腰筋リリース)・運動学習)
    • 問題点の抽出ワーク
    • フローチャートの作成(別紙参照)

詳細は、こちら! 

そのほかの予定もご覧になりたいときは、
下記をご覧ください。

◆患者さんの問題点を解決する為の研修会

効率的にアプローチをするための触診 講習会

リハビリの臨床で結果が出せる上肢の評価と調整

最後までお読みいただきまして、
ありがとうございます!

参考文献
1) 関 勝男.幼児の運動発達について.運動生理.1994.9.215-221.

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