慢性腰痛

『30年間の慢性腰痛を生んだ、医療従事者からのたった一つの情報とは?』No160

慢性腰痛に悩まれている患者さん利用者さんから
次のような発言を聞いたことはありませんか?

「え!腰痛があるとき、その運動していいんですか?」

「ずっと、〇〇はいけないと思っていました」

「〇〇は、しないほうがいいっていわれています」

等の発言。

いかがでしょうか?

・・

・・・

何かの運動や姿勢を禁止されているような発言ですね。

・・

・・・

では、次にもう一つ質問です!

「え!腰痛があるとき、その運動していいんですか?」

「ずっと、〇〇はいけないと思っていました」

「〇〇は、しないほうがいいっていわれています」

の、〇〇に何が入ると思いますか?

・・

・・・

そのヒントになるかわかりませんが、
私があるセラピストから聞いたこを
お伝えします。

先日あるセラピストから、

「腰痛のあるケースには、〇〇しないように
学生に指導していました」

ということもお聞きしました。

◇慢性腰痛を生んだ、医療従事者からのたった一つの情報とは?

では、〇〇に何が入るかお答えしましょう。

〇〇には、

「伸展」

あるいは、

「腰を反ること」

です。

***

30年間ある患者さんをずっと
苦しめていた医療従事者からの情報は、

「腰の伸展」でした。

その患者さんは、
初診時に、先生から
「腰が痛い時は、曲げていたほうがいい」
「あまり腰を反らないように」

とアドバイスを受け、
そのまま、30年間その情報を信じ続けていた
とのことでした!

30年間ですよ!!

◇情報源はどこ?

皆さんは、
「腰痛を訴える人が、腰は伸展しない方がよい」
というような解釈をしている方にお会いしたことは
ありませんか?

(私は、はっきりと数はわかりませんが、
そのように解釈している方は少なくないです)

そして、

その方の、経過はいかがですか?
順調ですか?

・・

・・・

私の経験では、
不必要な伸展の制限により
不調がでている方は多いです。

伸展が足りていないケースがかなりあります。

そもそも・・・

どこから、そのような情報が発信されているのでしょうか?

その情報をなくしていきたいですね。

もし、情報をみつけたら教えて下さい。
私に出来ることがあったらやります。

不必要な痛みを生まないために
不必要な情報は修正していきたいと本気で思っていますので。

◇確かに伸展しない方が良いケースもあります

ここで、一つ補足です。

言うまでもないと思いますが、
伸展はしない方がよいケースもあります。

きちんと

・仮説を立て、

・アプロ―チし、

・仮説を検証する過程をとれば、

適切な運動方向は決まってくるでしょう。

腰痛を訴えるだけで、
ある方向の運動を制限してほしくない
ということです。

◇一言一言が重く受け止められます。

患者さん、利用さんは、
医療従事者の発言の一言一言をしっかり聞き
その発言内容を信じることでしょう。

そして、

自分の症状が改善しておらず、
あまり変わらなくても、
その情報を疑うことなく
何年も経過してしまうことも
あるようです。

まさに、

今回紹介してる30年間の慢性腰痛に
苦しまれた方は、
初診の情報を信じつづけたわけです。

◇捉え方、考え方が変わるために必要なこと

ある情報を信じ続けていた方にとって、
別の情報が得られたとしても
すぐにはその情報を信じることは
できないでしょう。

・腰を反ってはいけない

と何年も思っていた方にとって、

・腰を反ることは

【不安】で【恐怖】

なのは、当然だと思います。

セラピストは
その、不安、恐怖に寄り添いながら、

痛み出現パターンを観察、解釈し
その運動を止めた方がいいのか
その運動を続けた方がいいのか という

正しい情報を伝え

そして、

励ます態度で、

運動の前と後の変化を
実感していただくと
考え方が変わることが良くあります。

ポイントは、
実感して頂く機会を持つことだと
思っています。

考えるよりも感じる機会を。

◇“変える”のではなく“変わる”

その時の関わり方で大切なのは、

考え方を 変える 

関わりではなく、

考え方が 変わる

関わり方をすることだとされています。

いくら正しいことを言っても
相手が変化を実感しない限りは、
痛みの捉え方や考え方、行動は
変わらないでしょう。

◇不必要な慢性腰痛を生まないために

腰痛があるというだけで、
ある運動や姿勢を制限してしまい
不必要に長期間苦しまれるのは、
本当に悲しことだと思いませんか?

もし、そんなケースにお会いした時に
やるべきとは、決して難しくありません。

シンプルです。

あるアプロ―チの前後で
患者さんの症状や機能を比べて下さい。

悪化していたら、
別の方法を考えていきましょう。

改善していたら
そのアプローチは正解です。

腰痛という症状の情報だけで決めないでくださいね。

「え!腰痛があるとき、腰を反ってしていいんですか?」

「ずっと、反ってはいけないと思っていました」

「伸展は、しないほうがいいっていわれています」

など、間違った解釈生まないために、

是非、正しい知識、情報を広めていきましょう。

すべての人々の“ハッピー”のために。

****

複合的腰痛アプローチ
IAIR Lumber back Pain Technology(ILPT)主宰

赤羽秀徳

****

追伸

ある姿勢や運動をした際、痛みが出現した際
その運動を、続けるべきか、やめるべきかの判断は
また別の機会にお伝えします。

*ILPTセミナーやILPTメインコースの予習、復習となるとともに、
【温かなコミュニケーション】のコツなどもお届けしています。

もし、配信を希望される場合は、
こちらをクリックすると簡単に登録できます。

>>>https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=HSrpbEvIRnM

【IAIRセミナー紹介ページ】


Scroll to top