ハロー!

月曜に登場しております、
「体験を創造する」
関東支部インストラクターの
OT・吉田頌平です。

便座から立ち上がる時に
頭から前のめりになって立ち上がる方と
お会いしたこと、ありませんか?

「深くお辞儀をするように」と
立ち上がる動作を誘導することがあると思いますが、
実は、この動作で
実生活で立ち上がるには
少々危険かもしれません。

今回は、便座から安心して立ち上がるために必要な
身体動作を分析してみます。

どうやって立ち上がってる?

早速ですが試しに、膝をつま先より前に出ないようにして
便座から立ち上がろうとしてみてください。

ふらつくことなく立ち上がれた方は、なかなかいないと思います。
少なくとも、何も考えずに立ち上がれた方はいないでしょう。

立ち上がる際には、まず臀部から足底へ
「身体の重心」を移動できる必要があります。

筋力があれば、骨盤前傾による股関節屈曲によって
臀部にかかった重心を大腿部・膝へと移動させ、
足関節背屈位にて足底から床方向へ重心をかけられます。(1

筋力がなく、これらの動きを行えない場合は、
上半身(特に頭部)の重さを前方へ移動して臀部を浮かせるため、
頭から上肢を大きく前方へ移動させるように代償します。

人によっては、
頭から前へ突っ込むように勢いをつける場合がありますね。

身体を支持できるだけの筋力が働かないまま
頭部の急激な重心移動が起こると…転落の可能性を高めます。

転落の可能性を下げ、安定して立ち上がるには
どんな動作が求められるでしょうか?

安心して便座から立ち上がるのに必要な動作?

安定して便座からの立ち上がるためには、

・安定した上半身の体重移動を行うための
前方リーチングができること!

(手すりや壁に手をついて、身体支持をサポートするため。)
(頭部の重みだけではなく、上肢の重みを前方へ移動することで
骨盤前傾で得られる臀部から大腿部への重心移動をサポートするため。)

・頭や上肢の動きに振り回されない、
安定した体幹機能を発揮できること!

(重心位置を、スムーズに臀部から大腿部へ移動するため。)
(臀部を浮かせて立位へ移行するとき、安定して下肢・体幹伸展が行えるようにするため。)

7/15(日)に、これらのメカニズムをシンプルに学べ
現場ですぐに応用可能なアプローチ方法を習得しませんか?

【OT限定】トイレ動作に必要な体幹機能の評価・アプローチ法
【日 時】2018年7月15日 10時〜16時
【講義内容】

  • 立ち上がりに必要な体幹機能
  • 体幹機能の評価と解釈(Finger floor distance (FFD) 検査)
  • 体幹に影響を及ぼす3つの原因(上肢・下肢・体幹深層筋)
  • 問題点に対するアプローチ法
  • 上肢・下肢・体幹深層筋に対するアプローチ

 

そのほかの予定もご覧になりたいときは、
下記をご覧ください。

◆患者さんの問題点を解決する為の研修会

効率的にアプローチをするための触診 講習会

リハビリの臨床で結果が出せる上肢の評価と調整

さて、次回からは
自立したトイレ動作に必要な移動能力
「歩行」に関してお伝えして参ります!

最後までお読みいただきまして、
ありがとうございます!

参考文献

1)後藤 淳 ほか.立ち上がり動作 ―力学的負荷に着目した動作分析とアライメント― .関西理学.2002.2.25–40.

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