統合と解釈 論理破綻

前回から「統合」と「解釈」がはじまりました。

そもそも「統合と解釈」とは、二つ以上の物をまとめ、それを受け手側が噛み砕いて理解すること、定義しましたね。(*一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会 会長 森本 義朗「統合と解釈の捉え方」より)

ですが、事実を統合したものの、解釈が難航中でしょう。

今回は、前回から引き続き解釈を進めていきます!

 

解釈は二つの視点から始める

前回、SMS(齋藤式マネジメントシート)で情報を書き出しましたね。ポイントは以下の3つ。

  1. 事実から、客観的視点でどんな解釈をしたか?
  2. 事実から、感覚的、感情的視点でどんな解釈をしたか?
  3. 解釈1、2を踏まえて、その方の真の課題は何か?

一つの事実を、客観的視点と感覚的・感情的視点の2つの側面から解釈を進めました。

実際に書いてみた方はお気づきかと思いますが……
解釈をしている時点で仮説や考察が始まっています。

一つのBoxでは足りなくなっているのではありませんか?
そんな時は、SMSを広く使いましょう。

SMSBox16

 

ちょっと待て!そもそも何のために?

いけないいけない。前回も冒頭で確認したのに、今回は忘れてました。

統合と解釈を進める理由は「その方の真の課題を発見するため」です。

これを忘れないでください。

と、それだと上記の図はごちゃごちゃし過ぎだし、それって何なの?と目的に立ち戻れてませんね。
そこで新たに書き起こしてまいました。

SMSBox16

 

事実から解釈を可視化する!

毎回SMSを使っていますが、使う目的は「可視化」にあります。

学生さんと行う初めての統合と解釈、と銘打ったからには、学生さんや新人さんが最初に躓く「思考整理」に焦点を当てています。もともとマインドマップから派生して作られたSMSの役割は「思考整理」と「情報の可視化」にあります。SMSBox16

なので、今回この図にあわせて書いていくことで……

  1. 一つの事実から8つの解釈情報が見える。
  2. 8つの解釈情報を客観的視点と感覚的・感情的視点で各4つずつに分けて見える。
  3. 2つの視点の解釈を統合し、8つの情報から共通するもの、共通しないものに分けたものが見える。
  4. それぞれの解釈から、問題点となるものが見える。

各Boxに記入していくと、ここまで可視化されます。

学生さんや新人さんに指導する際は「つながりがあるか?」、「不足はないか?」のチェックを一緒にしましょうね。

 

再び、そして考察へ……

改めて、考察とは何でしょう?

こうさつ【考察】

( 名 ) スル

物事を明らかにするために、十分に考えること。 「経済情勢について-する」

出典 三省堂 / 大辞林 第三版について コトバンクより

三省堂の大辞林ではこう言ってますね。

先ほどは、情報を可視化し、あなたが客観的視点で見ているのか、感覚的・感情的視点で見ているのかを整理しました。

そして「問題点はコレだ!」と主張をしたわけですが……

  • 「本当にそうなの?」
  • 「本当にそれだけなの?」

と意地悪な僕は質問しちゃうわけです。

そう、それを説明できるかどうかの鍵が考察であり考察過程ですね。

 

考察は深さと幅で決まる!

縦の論理・横の論理

考察をする際のポイント……ご存知ですか?

  • 深さ

この二つです。

先に、「本当にそうなの?」、「本当にそれだけなの?」と言ったように、それぞれが深さと幅に対して質問をしています。

これを「縦の論理」と「横の論理」と言います。

 

バイザーがする質問は2つでいい!

考察内容を確認するにあたって、学生さんや新人さん……あるいは自分自身にする質問はたったの2つで十分です。

  • 本当にそうなの?」:主張と理由と根拠を「なぜ?」という質問でつなぐこと。縦の繋がりをみる。
  • 本当にそれだけなの?」:理由または理由を補足する根拠の数は足りているのかを「それだけ?」という質問で幅を確認する。横の広がり

それ以上ごちゃごちゃ質問すると、学生さんと新人さんは確実にパンクします。

フリーズさせて泣かせたいなら止めませんが、療法士を辞めた方がいいですね。

 

文章化してみる!

考察は、「その方の真の課題を発見する」ため、物事を証明する思考過程を文章化したものです。

SMSを見せて、はい、コレです! ではわかりません!

図やSMSを見せつつ、あなたの声で説明するには、文章化させておくことも大事ですね。

もちろん、それがそのまま報告書にもなりますから、文字に起こしてみることはオススメです!

さて、では先にSMS「Box25」に書いたものを見てください。

SMSBox25

これを文章化すると……


テーマ」について、私は「結論・主張」と考えます。

なぜなら理由は3つあります。

理由1」、「理由2」、「理由3」です。

まず「理由1」についてですが、「根拠1-A」、「根拠1-B」、「根拠1-C」なので「理由1」と考えました。

(「理由2」、「理由3」も同様)

これら「理由1、2、3」をまとめると「123まとめ」と考えました。

テーマ」が解決することで「未来」となることが予想されますので、「結論・主張」であると結論に至りました。

その為の手段として「具体的には:まとめ」を行なっていく計画をしています。

それぞれ具体的には「具体的には?1」、「具体的には?2」、「具体的には?3」と準備しております。

これらを実施することで「テーマ」が解決し、「得られる未来」となります。


と、こんな感じでしょうか。

おっと!いかんいかん!

  • 4、問題点の抽出
  • 5、目標設定・治療計画

にまで触れてしまいました。

 

まずはここまで。

もっと詳しくは次回としましょう!
SMSなどを利用して、チャレンジしてみてくださいね!

IAIR副会長齋藤信
IAIR 副会長 齋藤 信

 

追伸:SMSはこちらからダウンロードできます!

この齋藤式マネジメントシート(SMS)「Box16」をダウンロードして使ってみたいと言う方はコチラのフォームからダウンロードリンクを手に入れてください。
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学生さんと行う初めての統合と解釈シリーズ

統合と解釈

次回からも、色々と使い方を紹介します。お楽しみに!

 

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