ぎっくり腰

くしゃみで “鼓膜損傷” や “ぎっくり腰” を発症しない為に!No151

From: ILPT主宰 赤羽秀徳

以前、東京のJR線に乗車中、
通路に立っている年配の男性が
思いっきりくしゃみをする場面を見かけました。

その男性のくしゃみの仕方が私にとっては、
「え!!」と驚く方法だったので
今でもその光景をよく覚えています。

その男性のくしゃみの仕方は、

手などで口を覆うことなく
大きな音を立て、
くしゃみと共に力強く前かがみに
なる感じでした。

(手で覆うことなく、・・・)

そして、

そのくしゃみは、1回では終わらず、
同様の方法で30秒間隔くらいで
3回されておりました。

…。

 

◆くしゃみを我慢することの危険

 

さて、

今回は、くしゃみがカラダに
及ぼす影響についてふれて
いきたいと思います。

くしゃみって、突然出そうになりますね。
自宅にいるときは、気楽に好きな方法で
できるかと思いますが、

仕事中や外出先などでは、
タイミングによっては、
恥ずかしく感じる時もあり
なるべく音が出ないように

鼻をつまんだり、口を閉じたりして、
音がしないようにすることも
あるかもしれません。

しかし、最近
くしゃみを我慢しようと
鼻をつまんだり口を閉じることで、

喉の奥が破裂し、話すことも
飲み込むことも困難な状況になって
しまった男性の話題が報告されました。

さらに、

その報告では、
くしゃみを抑えることで、
喉の奥の破裂だけでなく、

両肺の間に空気が貯留する

「縦隔気腫」や

「鼓膜の損傷」

「脳動脈瘤の破裂」 など

の危険もあると
報告しています。

◆理想的なくしゃみの仕方は?

この報告のような危険性を考えると
先のJR線内で見かけた男性の
くしゃみの仕方にもメリットが
ありそうですね。

しかし、

エチケットや飛沫感染のことを
考えると(当然ではありますが)
気になるので、

どんな方法があるのか
SNS上で紹介されてのを少しあげてみると、

例えば、

1.ティッシュペーパーなどで、口と鼻をカバー

2.マスクを利用

3.肘でブロック
(1.2を準備してないとき)

などがあります。

これらの方法は、
今までもされていたことは
あるかと思いますが、
今回紹介した報告が警笛を
鳴らしているように、

・完全に鼻や、口を覆わない

ことを意識されると

「喉の奥の破裂」

「縦隔気腫」

「鼓膜の損傷」

「脳動脈瘤の破裂」

を防ぐことがでるようなので、
意識されてみてはいかがでしょうか?

◆くしゃみで、腰痛を発症することも

 

ところで、・・・

「くしゃみ」がきっかけで
ぎっくり腰を発症したという方を
担当されたことはありますか?

実際に発症された方に
お話しをお聞きしていると
くしゃみをされた時の
急激な前屈負荷と同時に
痛みが出現していることが多くあります。

急激な前屈負荷により
どの組織が痛みの原因になるかは、
人により差がありそうですが、

痛みを誘発する動きは、
急激な前屈動作が影響している
ことが多いようです。

◆ 腰痛を予防するくしゃみの仕方

となると、

腰痛を予防、あるいは悪化させないための
くしゃみの仕方は、

「前屈しないで、直立か、後屈で」
が安全でしょう。

腰椎でみると、
屈曲させず、中間位からやや伸展位
でくしゃみをすることを
おススメしています。

具体的には、

1.立位では、

片手、や片肘で口を多い
片手は、臀部に手を当て、
やや後屈位で。

2.壁が近くにあれば、

片手を壁に手を着き、
上体が急激に前屈することを
防ぐといいでしょう。

3.座っているときは、

片手を膝や机に着き
上体が急激に前屈することを
防ぐといいでしょう。

◆ 寝ているときも注意

もう一つ、注意したいのが
臥床時のくしゃみです。

特に連続してくしゃみ(あるいは咳をすると)
腰椎の屈曲負荷が多くなります。

実際に、臥床時のくしゃみや咳が
きっかけで発症された方も
いらっしゃいました。

臥床時にくしゃみや咳をする時は、
支える壁や机がないので、
可能な範囲で、急激な屈曲を避け、
中間位からやや伸展位を保つよう
意識していただければと思います。

◆不必要な痛みを鎮めるために

くしゃみをするときは、
口や鼻を完全には覆わず、

腰は、中間位からやや伸展位を保つように
工夫していただければ、

不必要な痛みを経験せずに済むと思います。

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複合的腰痛アプローチ
IAIR Lumber back Pain Technology(ILPT)主宰

赤羽秀徳

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参考文献:
Yang W, et al. BMJ Case Rep. 2018 Jan 15;2018.

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