ROM-exは誰がやっても同じか?
以前のコラム、「ROM-exを行う前に理解しておきたい3つの知識とテクニック。」
もすでにお読み頂いた方もいらっしゃるかと思います。ありがとうございます。
現場でも参考になっていれば幸いです。
今回も、引き続きROM-exに関して一つだけ
シェアさせていただきます。
ROM-exは誰がやっても同じなのか??
という問いに対しては、
ハッキリと「No」と答えます。
同僚同士の練習でもやってみるとわかるかと思うのですが、
身体を預けられる人と不安を感じる人がいるかと思います。
では、具体的に何が違うのか??
それは、間違いなく
”手足の持ち方”です。
以前のコラムでも触れ方ということで、
お伝えしましたが、
もう一歩踏み込んで、
ROM-exで更に変化を出す為には、ここを意識します。
手足(四肢)を持つバランス
です。
患者さんや利用者さんの手足(四肢)を把持する時に
バランスって意識していますか??
例えばですが、
指1本でペンを落ちないようにするためには、
ペンの重心を感じるようにして持ちますよね。
大体ペンの中心部分に、
重心が来ますので、そこを支えてあげることで、
バランスを保つ事ができて、ペンが落ちずに済みます。
一方、支える重心の位置がずれたらどうなるでしょうか?
この写真の次の状態は、、、、
落ちますよね。
つまり、
ROM-exをする際に、ペンが落ちる状態のように患者さんの手足を触れていると、
患者さんの手足が落ちてしまったり、
その場を保持するために、無駄な緊張が入ってしまうんですね。
よく患者さんに
「力抜いていいですよ〜」
なんて声をかけたりもしますが、
力抜ける状態を作れてますか???
ってことなんですよね。
こういう準備に関しては、
tuneupセミナーや触診セミナーでお伝えしています。
事前準備が大事。
ROM-exを行う前段階としての、
「触れ方」「持ち方」というものを、
意識するだけも、可動域が変わってきます。
これも、コミュニケーションでもあり、
配慮の一つです。
患者さんや利用者さんがより良くなれる為に、
今自分が出来ることは最善だろうか?
いつも自問自答しています。
やはり、
セラピスト自身の状態をきちんと整えておくことが必要。
ということに繋がります。
これは、これは、ROM-exだけでなく、
MMTの検査をする時だって、
さまざまな徒手療法で介入する時だって同じです。
コチラ側(セラピスト側)の準備で、変わることって結構多くあります。
まずは、自分に出来ることをやっていきましょう。
小さなことからコツコツとですね^^
ROM-exや触れ方に関して、セミナーでお伝えさせていただいております。
(仙台開催→こちら)
若手もベテランも一緒です。
日々の意識で変わることがたくさんあります。
しっかりと基礎練習をしておく学んでいきましょう!
最後までお読み頂きありがとうございました。
→【IAIRセミナーページ】
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write by 渡邉 哲
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