2018年、あけましておめでとうございます。
国際統合リハビリテーション協会の森本義朗です。
今年も何卒、よろしくお願い申し上げます。
今年は我々IAIRにとっても飛躍の一年に致します。
というのも、事業部をいくつかに分けていくからです。
◆研修会事業部
まずは研修会事業部。これは今まででも我々が行ってきたことですし、これからもとても重要視していく部分です。
教育こそがIAIRの特徴であり、これからの我々の業界としても、非常に重要な立ち位置になっていくからです。
今までのような教育ではなく、双方向型で新たな視点を構築していくような教育。
「創発」
という言葉があります。
創発:部分の性質の単純な総和にとどまらない特性が、全体として現れること。 物理学や生物学などで使われる用語「emergence」(発現)が語源で、自律的な要素が集積し組織化することにより、個々のふるまいを凌駕する高度で複雑な秩序やシステムが生じる現象あるいは状態。
近年、私たちは個別療法で点数を算定することが一般的になっています。
しかし一方では、ガイドライン策定のためのエビデンス構築に奔走しているのもこの業界の特徴です。
臨床上、個別療法で行われる内容がガイドラインに沿うだけでできるようなものではないことは、誰もが知っていることです。
そろそろエビデンス肯定派と否定派、という無駄な論議は終わりにして、どちらも進めるべき、という視点で進んでいかなければ、社会におけるこの業界の価値は消え失せます。
双方向型の教育は「創発」を生み、業界でも「創発」が生まれ、社会においても「創発」が生まれます。
我々の業界が起こさないといけないのは、社会における我々の価値の創造です。
IAIRのミッションの一つ。
2018年は、IAIRで学んだ方々と共に社会に価値をお見せすることです。
◆ヘルスケア事業部
そこで、もう一つの事業部を始動させます。
社会との接点をかなり増やしていき、そこから生まれたものを受講生の方々と共有していきます。
IAIRでの学びが、いよいよ社会に進出していきます。
ヘルスケア事業部はIAIRだからこそできるモデルです。業界の誰にも真似できるものではありません。
数があればいいものではないですし、教育されていればいいわけでもないからです。
ここがIAIRの最大の強みとなります。
ここからは公式発表をお待ちください。
話を聞きたいという方は、まずはIAIR会員登録をお願いします。
◆国際事業部
さらにもう一つ。
これもすみません、公式発表をお待ちください。
いよいよ私たちの価値が海を超えます。
これからは学びと自分への投資が、いよいよ価値となって還元される時代です。
それが2018年度ダブル改定に左右されることなく価値として社会に認められるのであれば、そんなにいいことはありません。
私たちの協会での学びは、そういった教育システムを敷いていきます。
2018年も、IAIRをよろしくお願い申し上げます。
国際統合リハビリテーション協会
会長 森本義朗