患者さんを良くしたい!!良くなってもらいたい!!
この気持ちは、
セラピストである以上、
絶対にある気持ちだと思います。
患者さんに今よりも良くなってもらいたい。
痛みを取ってあげたい。
日々の生活を楽しんでもらいたい。
ありますよね?
そんな気持ちさらさら無いっすよ。
って言われると困っちゃうんですけど。。
でも、この気持ちだけを強く持ってしまうと、
結構な確率で失敗というか、
痛い目を見るかもしれません。
良くなるって誰が決めるの?
今回のコラムで、
一番お伝えしたいことがこれです。
患者さんが”良くなった”という判定は、
どこで行われるのでしょうか??
僕は、PTですから、
可動域の改善?歩行速度のアップ?
筋力の向上?歩行距離の増大?
ADLが自立して行える?
よくリハ室で、
「◯◯さん、しっかり歩けるようになりましたねー!」
なんて声をかけても、
当の本人は、微妙な表情しているとか。
日常茶飯事でした。。。
と、もちろんこういうことも、
客観的には大事なところですが、
一番は、
患者さんや利用者さんが、
どう感じているか。
決めるというか、
答えを持っているのは、
相手(患者さん本人)です。
患者さんや利用者さん自身の、
”気付き”・”主観”の部分ってとても大きいのです。
僕たちが関わる対象者は、
自分の身体の動きとかに、
興味がないというか、
自分の身体の動きとかに対して、
考えて来なかったという方がほとんどではないでしょうか??
私たちも、
体調が悪くなったりして寝込んだりした時に、
普段何気なく動けていることに気づいたりしますよね。
患者さんがどのように感じているか、
そして、これからどう生活をしていきたいのか。
元々の生活に、ただ戻ってはいけないんですよね。
このリハビリをきっかけに、様々な制限はあるかもしれないけれど、
より良い方向に転換していきたいものです。
また、相手の体の中で起こっている変化とはどういったものなのか。
良くなった状態っていうのは、
以前の状態と何が変わっているのか?
変わっているのは、
患者さん自身の代謝活動ですよね。
私たちの体、細胞は、
常に作られて、壊されてを繰り返しています。
良いより状態に、患者さん自身の体が向かっていく状態にするお手伝いです。
何か別のコラムなどでも、
書いたことがあるかもしれませんが、
相手がどのように感じているかを感じる。
やはりここに行き着いてしまうのだと思います。
じゃぁ、どうやったら
相手がどのような状態であるかを感じることが出来るようになるのか?
それは、
自分の身体をアンテナの様な状態にしないと行けません。
例えばですが、
平常心の時と怒りを感じている時。
相手の様子って、どちらがちゃんと把握出来ますか?
人前で話しをする時、
緊張している時と落ち着いている時、
どちらが聴いている人の様子をキャッチできますか?
心と身体はつながっていますので、
緊張していると、身体もこわばったりしてしまいます。
精神的な部分から見直すことも、
もちろん必要ですが、
まずは、身体をしっかりと作るというか、
バランスのいい状態に仕上げることのほうが、
早くて効果的です。
相手を良くしたい!良くしよう!!
って、躍起になっている時は、
もしかすると、
もう少し肩の力を抜いた方がいいかもしれません。
平常心、ニュートラルな姿勢です。
答えは、相手が持ってますからね^^
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それでは、
最後までお読み頂きありがとうございました。
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write by 渡邉 哲
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