問診で患者さんの”主訴やニーズ”を引き出す為のファーストステップ。

リハビリ=問診=コミュニケーションです。

コミュニケーションが大事!!ということは、
多くのクライアントと関わっているみなさんは、
百も承知の事実ですよね。

 

はじめて担当させて頂く患者さんや利用者さんにお会いする時は、
内心緊張もしていることもあるでしょう。

 

ただ、この初めが肝心です。

 

特に、新人さんなどは、
困ったりしているんじゃないかな?
と思います。

 

私自身は、緊張もするし、実習先や地元ではないところに就職したりすると、
方言とかで、全く何言ってるか分からない時ありました笑。

 

「疲れた」ってことを、「こわい」って言われたり。
この患者さんは、何か見えてるんだろうか。。。
なんて。。。

 

と、患者さんの本心を引き出すためのファーストステップとして、
基本的なところの話もしていきたいのですが、

今日は、以前にあった私自身の失敗談をシェアします。

 

知人からの紹介で、施術をさせて頂いた方です。
問診から難渋しました。

 

 

話の終わりが見えない…。

 

ご紹介頂いた時の情報として、

 

60歳代女性(Aさん)で、
慢性的な症状があって、
頭痛、腰痛、肩コリとひどくいろんな病院にも行っている。

 

ということでした。

 

いざ、初めてお会いして、

 

「よろしくお願い致します」

 

とご挨拶もして、

 

「では、ちょっとお身体の様子をお聞きかせください」

 

と声をかけるやいなや、、、
20年前からの経過を話し初めてくださいました。。。

 

この瞬間に感じました。

「やってしまった。これは長いぞ。。。」

 

と。予感的中で、おそらくいろんなところでも、
経過を話された経験があるから、経過がとても流暢です。苦笑。

 

こちらから話をしようにも、うまく話ができません。

 

時間にして20分くらいは、話続けられたんではないかと思います。
これは、限られた時間の中では反省するところです。

 

もちろん、一つ一つを情報として傾聴しながら聞いてはいたのですが、
どこかで、話を切り替えたいという気持ちもフツフツと湧き上がってきています。

 

 

そんな思いをもったときに、ちょうど

 

「先生だったら、どう思います?」

 

って、バトンを渡されたので、
このチャンスを逃がす訳にはいきません。

 

問診(コミュニケーション)におけるコツは、
主導権を握るというものです。

 

 

そして、
ここで私が問診において、主導権を意識してかけた言葉は、

 

 

「Aさん、経過をしっかりお話してくださってありがとうございます。いろんな経験をされて、大変でしたね。

 

 ちょっと違った質問になるんですけど、
 Aさんは、これから良くなったら何かしたいことありますか?

 

 

というもの。

 

Aさんは、「えっ?」と一瞬戸惑いながらも、
「なんだろうな〜。」
と、我に返ったような感じで考えられていました。

この時は、沈黙がありましたね。

 

 

その時、考えてからお話された話は、

「若い時はよく旅行とか行ってたから、また行けるといいかしらね。」

 

ってことでした。

 

 

もちろんそれが、全てではないかと思いますが、
その時に出てきたものが、Aさんの描いた求めているものです。

 

旅行に行きたいというものを、どれだけ具体化できるかは、
今後の関わりになりますが、

 

外出の機会やご友人との時間を設けたり、
普段とはちょっと変わった時間を過ごしたいというような思いもあるかもしれません。
ここも掘り下げていくことで、ニーズも見えてきそうです。

 

と、そういう目的や先があるから、
今感じている身体の不調を取り除いていきたい。(主訴)

 

だから、リハビリや治療をしていきましょう。
ってともに、約束ができるんだと思います。

 

こういう流れが、介入前にできると今後がスムーズになりそうですね。

受傷後後や術後すぐなどの、急性期での関わりでは、
上記のような訴えは出てこないことがほとんどではあるかと思いますが、
回復期や生活期などでは、意識して関わっていきたいところです。

 

質問によって、相手自身も自分を掘り下げる。

上記に書いように、
問診や最初の関わりで、
大事にしたいファーストステップは、

 

”相手の求めているものを知る”

 

ということです。

 

もちろん、ラポールの形成があってのお話です。

 

途中私の失敗談としても、お話ではありますが、
相手の話をよく聴く。っていうのは、傾聴ですからね。
ラポールの形成には、効果があったかもしれません。

 

関係性が出来ているからこそ、
「どうなりたいんですか?」
という言葉もかけられます。

 

道行く知らない人に、
「あなた、どうなりたいんですか!?」
なんて、声をかけても誰も見向きもしてくれませんよね。

 

Aさんのように、今までずっと後ろ(過去)を見て、
周りの批判などを重ねてくることが多いと、
前(未来)を見て生活していくということに、
抵抗感も感じられているようでしたが。。

 

少しでも好転していけるかかわりができればと思います。

 

前を向くための質問。

 

「良くなったら何がしたいですか?」

 

リハビリや問診での、クライアントとともにリハビリに臨んで行くためには、
効果的な言葉であると思います。

 

最初から、本心を話してくださることもないかもしれませんが、
相手の求めているものに、寄り添うっていう姿勢は大事です。

 

少し意識して、
コミュニ−ションを取られると、
また新しい患者さんや利用者さん像が見えてくるかもしれません。

 

IAIRでは、
こういったコニュニケーションなども意識していくことも大切とお伝えしています。

 

ぜひぜひ、
みなさんも現場で試してみたり、
他職種や同僚にも実践してみてください。

 

それでは、
最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

→【IAIRセミナーページ】
https://iairjapan.jp/calendar

 

write by 渡邉 哲

 

◇◆◇◆◇◆お知らせ◆◇◆◇◆◇

IAIRの公式LINEが始まりました!
まだ見られていない方は、是非遊んでみてくださいね。

お友達も続々増加中です^^!
LINE@特典のクーポンもございます^^

クリック↑

*******************************************************
一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会
E-MAIL:info@iairjapan.jp
HP:https://iairjapan.jp
Facebook:https://www.facebook.com/iairjapan/
渡邉個人Facebook:https://www.facebook.com/tetsu.watanabe.94
Instagram:https://www.instagram.com/iairjapan/
Twitter:https://www.instagram.com/iairjapan/
*****************************************************

Scroll to top