人材不足の現場がしていない離職対策【管理職の学校】(15)

From:IAIR副会長 齋藤 信

 

みなさん、組織のリハビリしてますか?

毎週土曜日は一週間を振り返り、リハ科をより働きやすくするヒントをお伝えする「管理職の学校」開校です!

 

と、言いつつ毎週コラムをお届けしておりましたが、先週は急なお休みをいただいてしまいました。

なんと!
強制引越しイベントが発生し、実質一週間で新居を見つけ、手続き済ませ、大手引越し業者の力を借りてどうにか転居いたしました。

マネジメントのEラーニングを提供しているにも関わらず、引越しのためあと一週間はWiFiが繋がらないという事態に。
ですので……来週の「齋藤流速読術」をお伝えする臨床共育TVも一週間延期の29日開催に!

いや〜もう、晴天の霹靂とは言ったものです。

とはいえ、僕のこのような状況。
対岸の火事と思ってナメちゃいませんか?

あなたの元にだって、十分起こりうることです。
そんな時、あなたが10日間以上仕事から突然離れることになって、何事もなく現場は回りますか?

 

◆ 人手不足で一人抜けると回らない!

先日、コンビニのバイトが一人休んだので営業できなくなった……とかいうニュースが流れました。コンビニなのにどうして?とか思いましたが、ちょっと待ってください。常に綱渡りの状況で営業し続けなければならない現場って、我々医療の世界も同じではありませんか? 現場レベルではもっと人を入れてよ!じゃないと不正スレスレでしかもサービス残業だよ!と言ったところでしょう。経営者もそうしたいのはやまやま。でも、銀行からは人件費にお金をかけすぎると貸し渋られる。結果、基準ギリギリの人員しか確保せず、現場はどんどんキツくなる。辞める人は増えこそすれ、入職者はなかなか見つからない。管理職も現場の仕事をしなければ回らず、経営に関する業務の一切は時間外……まともに休めるのは週末日曜日だけ。勉強会に行くならまず寝たい。

 

◆ 脊髄反射で反応するはNG

このような状況では、現場も管理職も経営陣も疲れ果てています。誰か一人休もうものなら、その穴を埋めるために周囲の人でどうにかすることでしょう。ですが、それは計画的に行われたものではなく、状況に対応する為、脊髄反射的に反応しているだけです。多くの組織では、現場レベルでどうにか対処する術を持っていますが、あくまで反射反応です。本来ならイレギュラーな状況すら決めておく。それが医療のもう一つの側面ですよね。

 

◆ レギュラー対応は一回限りで終わらせない

クリニカルパスがあるように、危機的な状況ほど手順を決めておく。最低限の人数でサービスの質が担保できる標準を作っておく。その状況が3〜7日以上続くようなら業務の質を一段階下げる。更に3〜7日続くならサービスの質を一段階下げる。イレギュラーの対応は正直3日以上続けることは肉体的にも精神的にも困難です。最低限の人数を切っており、それが3日以上続いている現場なら管理職、経営陣はいつまでも夢を見ていないで現状把握→解釈→評価→改善計画→計画実行をしてください。でないと……次に来るのは大きな爆弾の破裂ですよ。

 

◆ 若手や個人に頼る仕組みを改めよ!

今の若い奴は……というセリフはどの時代の40代も異口同音で言ってきたことです。ですが平成も終わろうというこの時代、昭和の成長期と同じ働き方はそもそもおかしい事に今の経営陣、管理職は気付かなければなりません。上司や先輩が残っているのなら新人も残って仕事しろ……はそもそもが業務量が多すぎていたり、上司や先輩の仕事の仕方が悪いということです。時間外労働が暗黙の了解になっているなら、経営陣と交渉するべきです。でなきゃ、辞めていいと思いますよ。
治療する側の健康が害されているのに、患者のリハビリなんてできるはずもありません。本当に患者さんの事を考えるなら、辞めるという選択肢もアリですよ。

 

◆ まとめると……

と、いうことで……ざっくりとまとめれば、

  • 人手が足りないなら現状把握!
  • 脊髄反射で対応しない!
  • 計画的段階的にサービスの質をコントロールする!

です。
あなたの職場のリハビリの一助になれば幸いです。

IAIR副会長齋藤信
IAIR 副会長/臨床共育メンター 齋藤 信

 

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