From.IAIR 福留良尚

 

 

ハムストリングスが固い患者さん多いですよね。

 

私たちセラピストは「出来るだけ柔らかい筋肉」「出来るだけ柔らかい関節」を目指して、日々徒手的なアプローチを駆使して、リハビリテーションを組み立てます。

 

その固いハムストリングスに対して、ストレッチや筋膜リリースなどのテクニックを用いて、柔らかくしようと試みるセラピスト、多いのではないでしょうか?

 

過去の私も含め…

 

 

結果どうなりましたか?

正直あまり変わらなくないですか?

 

 

全然変わらないとは言いませんが、一時的で次の日には元に戻っているとか、外来で次の週来た時には戻っているとか、そんな経験ないでしょうか?

 

私はあります。

 

というより、以前の私はその場でも変化が出ないことは多かったです。

 

 

何故か?

 

 

それは

 

「何でハムストリングスは固くなったのか?」

 

を考えていなかったからです。

 

 

ハムストリングスの特性を少し考えれば、やるべきことは徒手的なアプローチだけでは足りない、ということまで分かったはずなんです。

 

まあそこは、経験年数の短さ、勉強する分野や視点の掘り下げ方を知らなかった若き自分の未熟さ故です。

 

 

 

ハムストリングスとはどんな筋肉か?

 

ハムストリングスは、大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋の3つの筋で構成されています。

 

起始:坐骨結節

停止:半腱様筋と半膜様筋は脛骨の内側部、大腿二頭筋は脛骨外側顆と腓骨頭

作用:膝の屈曲、股関節伸展

 

腰痛や膝の痛みのある患者さんの多くが、このハムストリングス固くなっています。

 

では、逆の視点で考えてみましょう。

 

 

ハムストリングスが固くなったから腰や膝が痛くなったの?

 

 

最初にハムストリングスに異常が出て、結果腰や膝が痛くなった...

 

私の経験上ですが、ほとんどの患者さんは違います。

 

つまり、ハムストリングスが固くなるのは結果であり、根本的な問題は別のところにあるということです。

 

 

起始が寛骨の坐骨結節であることに注目してみましょう。

 

固くなるということは、筋は短い状態になっています。

 

つまり、坐骨結節は下方へ下がっています。

 

(脛骨や腓骨が上に上がることはないですよね?重力の法則に反しますので。)

 

 

坐骨結節が下方へ下がる、ということは、骨盤は後傾していることを指します。

 

人はどんな時に骨盤が後傾するか?

 

姿勢が悪くなる時、つまり姿勢筋の機能が落ちた時です。

 

いわゆるコアと呼ばれる部分の機能が下がると、骨盤は後傾し、坐骨結節は下がり、ハムストリングスは短い状態になります。

 

 

短い状態になったハムストリングスは、従来の機能を発揮できなくなり、不活性な状態になります。

 

よく間違われるのは「固い筋=使い過ぎ」だけではなく、使えなくても固くなります。

 

 

ここ、重要です!

筋は、使えなくても固くなります。

 

 

収縮と弛緩の繰り返しにより、そのポンプ作用によって血管を圧縮し、血流を促進しています。

 

その機能が使えない状態では、酸素や栄養分を含んだ新鮮な血液が流入していきにくく、筋の状態は落ちていきます。

 

ある意味、健常人のサルコペニアと言ってもいいでしょう。

 

固い筋に対して、徒手的にアプローチするだけでは足りません。

収縮と弛緩を繰り返すように、御自身で使ってもらわなければ、柔らかくはならないんです。

 

 

私たち外からの刺激では、血流は操作出来ません。

 

あっ!IAIRでお伝えしているアプローチで、例えば下肢全体の循環を変えることは出来ます。

 

 

筋間の固さが改善することで、緊張が緩んで血流が変わることもあります。

 

 

ただ普段の生活の中で、筋への血流を促し、柔軟性を高めていくのは、患者さん御自身です。

 

日々動く中で、ハムストリングスの筋活動が促進される、その状況をこちらが誘導する、このような関わり方が必要なのではないでしょうか。

 

変化を全てセラピストが提供する、という考え方では効果的なリハビリテーションにはならないと私は考えています。

 

 

それでは、最後まで読んでいただけて感謝致します。

 

 

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一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会

常任理事 九州地区責任者 理学療法士

福留 良尚

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