お話を聞いた人:山田 隆徳さん(やまだたかのりさん、写真右)
インタビューアー:三浦恵(みうらめぐみ、写真左)

<プロフィールご紹介>

山田 隆徳 さん 33歳

・作業療法士
・SGグループ 医療法人仁泉会 介護老人保健施設 しもだ勤務
(青森県上北郡おいらせ町)
・仙台医療技術専門学校 作業療法学科卒業
・IAIR Aクラスライセンスセラピスト

介護老人保健施設 しもだ ↓
リハ科紹介ホームページ:https://www.sg-shimoda.org/リハビリの紹介/



今回、山田さんが勤務されているSGグループの新たな取り組みとしての、
海外研修報告をIAIRにてご紹介させていただけることを、快諾して頂き、ありがとうございます。

 

ベトナムに研修で3ヶ月行ってきました。

三浦)
今日は、よろしくお願い致します。
今回、山田さんは病院の研修で、
ベトナムに3ヶ月間行かれていたと聞いています。
直球ですが、なんでまたベトナムだったんですか?笑。

 

山田)
よろしくお願いします。
今回は、SGグループの事業進展のために、
幅広い見識の理解が必要との考えから、
近年、著しく発展している国の一つである、
ベトナムの医療・介護事情を理解するため、
今回の研修先である病院を紹介していただきました。

そこで、
実際にスタッフがお互いの病院で研修を行うことによって、
今後の人事交流や事業展開等についての、
可能性を探ろうということで始めました。

目的としては、
ベトナムとの文化交流や、
ベトナムでの医療事情や環境を知ること
技術指導を行うというものですね。

 

で、今回の研修先は、
シンガポールを拠点としている外資系の富裕層向けにサービスを
提供している病院でしたね。

それで、その交換研修の先に、
将来的には、外国人雇用ということにも繋げたい、
ということだと後から知りました。笑。

 

といっても、今回は看護師さんは行かず、
リハ職種だけだったんですけどね笑。

 

で、今回は、
そのためのきっかけづくりという感じすね。
ベトナム人がどんな人なの?ってね。


(↑研修先の病院、ホーチミン市内の総合病院 320床)

 


(写真右OT山田さん、左同グループPT山田さん)

 

三浦)
今回の海外研修では、
なぜ山田さんが選ばれたんですか?

 

山田)
決して、顔じゃないですからね笑。

 

今回は、
グループ全体から
「経験も豊富な山さんがいいんじゃないか??」と推薦を頂いて、
僕が行くことになりました。


(グループスタッフから応援頂きました)


OTは、技術の一つとして考えられている!?

三浦)
実際に、ベトナムのリハの現場はどんな感じでしたか??

 

山田)
ベトナムで、リハビリ職種というと、
みんなPT(大学4年制)なんです。

 

OTもいるのはいるんですが、
基本的には、PTの手技の一つとして、
OTがある感じです。

 

IAIRテクニックとか、
ボバーステクニックの一つとしてみたいな。

 

国としては、
OTとしての基準が定まっていないんですね。

 

いま現在、大学でのOT学科はなくて、
PTがOTを勉強するために海外に留学したり、
病院独自の教育や基準によって、OTを名乗っている状況なんです。

 

その為に大学でのOT学科の開設や、
全国での統一した基準が必要だという意見も聞かれていて、

 

そのうえ、
高次脳機能や精神の分野での発展が遅れているとのことで、
その分野での海外の協力に期待しているみたいです。

 

三浦)
じゃぁ、現状はPTさんがリハビリの一つとして、
OTしているって、感じなんですね?

 

山田)
そんな状況なんです。

 

それで、
ベトナムでのリハビリの考え方としては、

 

機能回復=リハビリ

 

という考えがすごく強いんですね。

 

リハビリやったら、
なんでも良くなると言うような感じに、
捉えられていることが多いですね。苦笑。


(リハスタッフ、デイケアと病棟部門に分かれている)

 

病院の現状としては、
最先端の医療機器を導入していたり、
人材教育のために、海外からの支援を受けたりもしているんです。


(↑病院のリハ室の風景)

 

医療保険制度においては、ベトナムも日本も同じ悩みあり。

 

三浦)
山田さん、そもそもですが、
ベトナムの医療保険とかってどうなってるんですか??

 

山田)
ベトナムも、日本と同じように、
国民皆保険制度となっています。

 

指定医療機関での医療費は、85〜100%が賄われています。それでいて保険料というのは、月収の4.5%のようですね。

 

基本的には、強制皆保険制度みたいなんですが、
2014年時点での加入は国民の約7割程度と聞いています。



(インタビュー中も楽しくお話してくださる山田さん)

 

ベトナムの経済成長も顕著で、
健康保険の赤字は拡大しつつあって、
国の財政状況も圧迫してきているのが、
懸念されています。

 

言ってしまえば、
日本と一緒ですよね。

 

日本のリハビリって、外からみてどう??

 

三浦)
ベトナムのそのような現状を見てきて、
今の日本の現状のリハビリとかに何を思いますか?
どうして行ったらいいか?とかありますか?

 

山田)
どうして行ったら良いかというと、
日本は、


日本でいいんじゃないかな
と思います。

 

国それぞれで、基準、ベースが違うので、
その国あった体制が出来ているはずなので、
日本は日本でいいと思うんです。

 

その国あった体制って出来ていくから、
常に変化や状況に合わせて、
舵を切る準備はしておくみたいな。


(↑ベトナムは、バイク文化)

 

ベトナムはベトナムの形ってあると思うんです。

 

ベトナムでは、
家族が障害者を介護するってのが当たり前で。

 

でも、経済発展もすごくしているってことで、
タワーマンションもバンバン建ってきているし、
核家族化も進んで来ています。

 

若い世代は働きに出るから、
家族だけで看病するってことは、
難しくなってきていますね。

 

だから現状、一戸建ては少なくて。
老人ホームも出来てきていて、
募集すればすぐ埋まるような環境で。
デイサービスとかも、
めちゃくちゃニーズもあるようです。

 

ということから、
ベトナムの現状としては、
すごく無理しているんだなという感じがしましたね。

 

三浦)
ちょっと昔の日本みたいですね。

 

山田)
そうですね。

ちょうど日本での特養が立ち始めた時期に近い。
というような感じとも言ってましたね。

 

今は、変化がすごくめまぐるしい時期。
医療的な関わりとしても、これから変わっていくんだと思います。


(ベトナムの現状を見て、日本のリハビリを語る山田さん)

そういうことも踏まえてですが、
日本の現状も変わっていない訳ではないですよね。

 

リハの診療報酬としても減算になって、
専門性をどこに持つかという話にもなっていると思いますが、
可能性はいっぱいありますよね。

 

これからの日本は、
さらに国際化が進んでいくので、
国際感覚をつかむというのが大切になってくると思うんです。

 

ベトナムのリハ現場を目の当たりにして、
日本が基準じゃないんだなという感覚にすごく気付かされましたし、
当たり前が当たり前じゃなくなる、
常識が常識でなくなる瞬間があるってことに、
気付かせてもらえたのは、とても感謝しています。

 

日本ならではのOTのあり方
時代に合わせた変化を常にしていく事が、
大事だなーって、めちゃくちゃ痛感しました。

 

だから、
いろんな情報をインプットして、
アウトプットしながら、
自分なりの考えを統合していくってのが必要ですよね。

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と、前半は以上となります。

 

後半では引き続き、
もう少しリハの現状に関して掘り下げてお話を聞かせて頂きます。

 

研修先の病院で、
IAIRテクニックを指導している山田さんの様子も、
ご紹介させていただきます。

 

ぜひ、後半もお楽しみに☆

後半はこちらから。
→準備中。

 

ご意見やご感想などありましたら、
カスタマーセンターまでお問い合わせ頂ければ幸いです。
メール:info@iairjapan.jp

それでは、最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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