CVAを多角的に捉える

2017年05月22日 admin_ccra

これは何に見えますか?

そうですね。円です。

 

 

しかしこれが球(きゅう)であると言い切れるでしょうか?

 

 

答えは「No」です。

 

 

横から見ると、こんな形だとすると、この物質は球ではなく、円錐です。

 

 

 

横から見てこんな形であれば、この物質は円柱となるでしょう。

 

 

 

 

物事は一面のみの見え方だけで判断するよりも、

多角的に捉えるほうがより対象物をはっきりと捉えることができます。

 

CVAは教科書などの書籍では神経生理学的な情報が多く載っています。

 

だからといってその一面だけで判断するよりも、

他の捉え方を併せて試みることで

よりCVAをはっきりと捉えることができるのです。

 

 

例えば、

立位姿勢が傾いているCVA患者さん。

神経生理学的にみれば、姿勢制御に関する伝導路の障害が疑えます。

しかし運動学的にみると、肩甲骨の偏倚がみられます。

捉える方向が多角的になると、アプローチする方向性もまた、多角的になります。

 

CCRA(脳卒中包括的リハビリテーションアプローチ)では多角的なCVAの捉え方をお伝えしています。

 

ベーシックコースで3つのセミナーのどこから受講しても理解できるように構成されています。

 

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

CCRA(脳卒中包括的リハビリテーションアプローチ)

関西担当講師

岡澤 頼宏

 

CCRA(脳卒中包括的リハビリテーションアプローチ):http://iairjapan.jp/ccra/

国際統合リハビリテーション協会:https://iairjapan.jp/